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医療ダイエット薬の完全比較ガイド|ウゴービ・ゼップバウンド・マンジャロ・オゼンピック・リベルサスの違い

医療ダイエットで名前が挙がるウゴービ・ゼップバウンド・マンジャロ・オゼンピック・リベルサスを、国内承認の目的、成分、注射/内服、効果データ、副作用、保険・自由診療、費用の見方から比較します。

医療ダイエット医師による医療情報レビュー済み公開日: 2026年10月4日更新日: 2026年10月4日公式情報確認日: 2026年10月4日
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医療ダイエットを調べると、ウゴービ、ゼップバウンド、マンジャロ、オゼンピック、リベルサスなど、似た名前の薬が並びます。

しかし、日本での承認目的は同じではありません。

  • ウゴービ:セマグルチド。肥満症に対する国内承認あり
  • ゼップバウンド:チルゼパチド。肥満症に対する国内承認あり
  • マンジャロ:チルゼパチド。国内では2型糖尿病治療薬
  • オゼンピック:セマグルチド。国内では2型糖尿病治療薬
  • リベルサス:セマグルチド。国内では2型糖尿病治療薬

同じ成分でも、製品名・承認された目的・用量・投与方法・保険条件は別です。

この記事では、医療ダイエットで比較されやすい5製品を、国内承認、期待できる体重減少、使い方、副作用、費用、オンライン診療で確認したい点までまとめます。

医療ダイエット全体の診断・治療・費用・安全性は男性の医療ダイエット完全ガイド、治療中の副作用や打ち忘れはGLP-1/GIP治療中の副作用・継続管理完全ガイドも参考にしてください。

30秒で分かる|5製品の位置づけ

製品成分日本での主な承認目的投与方法医療ダイエットでの見方
ウゴービセマグルチド肥満症など週1回注射肥満症の承認薬として検討
ゼップバウンドチルゼパチド肥満症、一定のOSAなど週1回注射肥満症の承認薬として検討
マンジャロチルゼパチド2型糖尿病週1回注射減量目的では承認適応と分けて確認
オゼンピックセマグルチド2型糖尿病週1回注射減量目的では承認適応と分けて確認
リベルサスセマグルチド2型糖尿病1日1回内服飲み薬だが、肥満症治療薬としての国内承認ではない

最初に見るべきなのは「どれが一番痩せるか」ではなく、自分は肥満症治療を受けるのか、糖尿病治療を受けるのか、自由診療で適応外使用を検討しているのかです。

ウゴービ|肥満症に使うセマグルチド

ウゴービはセマグルチドの週1回皮下注製剤です。

日本では肥満症に対して承認されており、0.25mgから段階的に増量し、2.4mgまでの製剤があります。2026年6月19日付のPMDA情報では、肥満症に加えて代謝機能障害関連脂肪肝炎に関する承認情報も掲載されています。

医療ダイエットの文脈では、「セマグルチドだからオゼンピックと同じ」ではなく、ウゴービという肥満症用製品としての用量・適応を確認することが大切です。

ウゴービのオンライン診療・料金比較では、0.25mgから2.4mgまでの料金と診療条件を整理しています。

ゼップバウンド|肥満症に使うチルゼパチド

ゼップバウンドはチルゼパチドの週1回皮下注製剤です。

日本では肥満症に対する承認があり、2.5mgから開始して段階的に増量します。2026年9月15日付のPMDA電子添文が最新として公開されています。

2026年には、中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群についても、一定のBMI条件のもとで効能追加が行われています。

ウゴービとの直接比較では、チルゼパチドの方が平均体重減少率が大きかった試験がありますが、平均値の差だけで全員にゼップバウンドが適するとは言えません。

ゼップバウンドとウゴービの比較と、SURMOUNT-5の日本基準相当383人解析で詳しく解説しています。

マンジャロ|同じチルゼパチドでもゼップバウンドとは別製品

マンジャロも成分はチルゼパチドです。

ただし、日本でのマンジャロの承認目的は2型糖尿病です。2026年9月15日付のPMDA情報でも、マンジャロの製品情報は糖尿病治療薬として扱われています。

つまり、

マンジャロ=ゼップバウンドの安い版

という理解は正確ではありません。

同じ成分でも、製品名、承認目的、患者要件、保険の扱いが異なります。

自由診療で減量目的にマンジャロを扱う医療機関がありますが、その場合は国内承認された肥満症治療としての使用とは分けて説明を受ける必要があります。

マンジャロとゼップバウンドの違いで、成分・適応・保険・用量を詳しく整理しています。

オゼンピック|同じセマグルチドでもウゴービとは目的が違う

オゼンピックの成分もセマグルチドです。

日本では2型糖尿病治療薬として承認されています。

一方、ウゴービは肥満症治療薬として承認されたセマグルチド製剤です。

したがって、

  • 成分が同じ
  • 週1回注射
  • 体重が減ることがある

という共通点だけで、同じ薬として比較することはできません。

マンジャロとオゼンピックの比較では、糖尿病領域の直接比較試験も含めて効果・費用・副作用を整理しています。

リベルサス|飲むセマグルチド

リベルサスはセマグルチドの経口製剤です。

日本では2型糖尿病に対して承認されており、3mg・7mg・14mgがあります。

注射を避けたい人にとっては「飲み薬」という点が魅力に見えますが、服用方法には特徴があります。起床時の空腹状態で少量の水とともに服用し、その後一定時間は飲食や他の内服を避ける必要があります。

また、日本では肥満症治療薬として承認された製品ではありません。

マンジャロとリベルサスの比較では、注射・内服方法、国内承認、費用を比較しています。

セマグルチドとチルゼパチドの違い

セマグルチドはGLP-1受容体作動薬です。

チルゼパチドはGIP/GLP-1受容体作動薬です。

作用する受容体が異なるため、体重減少の平均値にも差がみられる研究があります。

ただし、

  • セマグルチドなら副作用が少ない
  • チルゼパチドなら必ず大幅に痩せる
  • 強い薬ほど良い

という単純な関係ではありません。

体重減少だけでなく、吐き気・便秘・下痢、胆石・胆嚢炎、膵炎、脱水、筋肉量の変化、継続しやすさを合わせて判断します。

どれが一番痩せる?

肥満症患者を対象に、ゼップバウンド相当のチルゼパチドとウゴービ相当のセマグルチドを直接比較したSURMOUNT-5では、平均体重減少はチルゼパチド群の方が大きい結果でした。

当サイトで解説している2026年の日本の肥満症基準相当383人の解析でも、72週の平均体重変化率はチルゼパチド -20.1%、セマグルチド -12.9%でした。

ただし、この差は研究参加者の平均値です。

自分に必要な減量幅、既往歴、副作用、費用、継続期間まで含めて選ぶ必要があります。

マンジャロとゼップバウンドの「効果」は同じ?

成分はどちらもチルゼパチドです。

ただし、同じ用量なら薬理作用の中心となる成分は同じでも、どの患者に、何の目的で、どの制度のもとで処方するかが異なります。

肥満症の治療を目的とする場合は、肥満症として承認されたゼップバウンドの適応条件を確認します。

マンジャロを自由診療で減量目的に使う場合は、2型糖尿病に対する国内承認とは異なる使用であることを理解する必要があります。

ウゴービとオゼンピックの「効果」は同じ?

どちらもセマグルチドですが、製品と承認用量が異なります。

ウゴービでは肥満症治療として2.4mgまで段階的に増量する設計があります。

オゼンピックの糖尿病治療と同じ考え方で「○mgだからウゴービより弱い・強い」と単純比較するのは適切ではありません。

肥満症治療なら、肥満症の承認用量と試験データに基づいて判断します。

保険適用は「薬の名前」だけでは決まらない

ウゴービ・ゼップバウンドには肥満症の国内承認がありますが、肥満症と診断されれば誰でも保険で処方されるわけではありません。

BMI、肥満関連健康障害、生活習慣療法の実施期間、施設要件など複数の条件があります。

ウゴービ・ゼップバウンドの保険適用条件で詳しく整理しています。

美容目的の減量や、保険要件を満たさない場合は自由診療として案内されることがあります。

糖尿病薬を減量目的で使うときに確認したいこと

マンジャロ・オゼンピック・リベルサスを、糖尿病ではない人が自由診療で減量目的に使う場合は、少なくとも次を確認してください。

  1. 日本で承認された効能は何か
  2. 今回の処方目的は承認適応内か適応外か
  3. 用量の根拠
  4. 同じ成分の肥満症承認薬があるか
  5. 副作用時の診療方法
  6. 中止・切替時の方針
  7. 費用と契約期間

「オンラインで買えるから肥満症の承認薬」という意味ではありません。

副作用はどの薬でも同じ?

GLP-1/GIP関連薬では、吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状が比較的よく問題になります。

胆石・胆嚢炎、急性膵炎、脱水に伴う腎機能への影響などにも注意します。

チルゼパチドとセマグルチドで副作用の頻度は試験ごとに異なりますが、異なる研究の数字をそのまま横並びにして「最も安全な薬」を決めることはできません。

治療中の困りごとはGLP-1/GIP治療中の副作用・継続管理完全ガイドで確認してください。

吐き気が強いほど効いている?

違います。

強い吐き気、食事が取れない、脱水がある状態を「効いている証拠」として我慢する必要はありません。

増量延期、用量維持、中止などを医師と相談します。

GLP-1の吐き気・便秘・下痢で症状別の対処と受診目安を解説しています。

胆石・膵炎を疑う症状

強い上腹部痛、持続する腹痛、背中へ響く痛み、繰り返す嘔吐などは、通常の軽い吐き気と分けて考えます。

GLP-1/GIP治療と胆石・膵炎で、受診を急ぎたい症状を整理しています。

筋肉量も確認する

体重が大きく減ると、脂肪だけでなく除脂肪体重も減ることがあります。

特に男性では、

  • たんぱく質摂取
  • レジスタンストレーニング
  • 急激すぎる摂取量低下を避ける
  • 日常の筋力・体力を見る

ことが重要です。

GLP-1で筋肉は落ちる?で詳しく解説しています。

中止するとリバウンドする?

セマグルチド、チルゼパチドとも、中止後に体重が再増加した臨床試験があります。

これは「一生必ず薬を続ける」という意味ではありません。

一方で、短期間だけ使用して薬をやめれば体重がそのまま維持されると期待するのも現実的ではありません。

中止前から食事・運動・再診計画を作ります。

GLP-1中止後の体重再増加で、STEP 1延長試験とSURMOUNT-4を解説しています。

ウゴービからゼップバウンドへ切り替える場合

「前の薬の最大量を使っていたから、新しい薬も最大量から始める」という切り替えは行いません。

ウゴービとゼップバウンドにはそれぞれ開始用量・増量方法があります。

ウゴービからゼップバウンドへの切り替えで、開始用量と投与間隔を整理しています。

注射と飲み薬、どちらが続けやすい?

注射が苦手ならリベルサスが魅力的に見えます。

ただしリベルサスには服用方法の制約があり、食事・他の薬との間隔を守る必要があります。

週1回注射は注射そのものの抵抗がある一方、毎朝の服用ルールはありません。

「注射か飲み薬か」だけでなく、実際の生活に合わせて継続できる方を選びます。

費用は「初月」ではなく、使う用量で比較する

GLP-1/GIP関連薬では、開始量が安く見えても、増量に伴って費用が上がることがあります。

比較するときは、

  • 初回料金
  • 2.5mg/5mgなど増量後の料金
  • 診察料
  • 送料
  • 定期配送
  • 解約条件
  • 採血などの追加費用

を確認します。

薬ごとの現行料金は、

で確認できます。

オンライン医療ダイエットを使う場合

オンライン診療は通院負担を減らせますが、薬を通販で買うこととは違います。

医師の診察を受け、処方可否を判断してもらいます。

オンラインで治療する場合も、

  • 強い腹痛
  • 繰り返す嘔吐
  • 脱水
  • 意識障害
  • 強いアレルギー症状

などでは、チャット返信を待たず対面の医療機関を受診します。

オンライン医療ダイエット比較で、料金・診察・配送条件を整理しています。

レバクリのメディカルダイエットを比較する場合

レバクリでは、マンジャロを含むメディカルダイエットのオンライン診療を案内しています。

2026年9月18日に確認した登録情報では、マンジャロ2.5mgの初回22,000円〜(クーポン等条件あり)、定期27,000円/月〜の案内があります。

ただし、マンジャロは日本では2型糖尿病治療薬です。減量目的で相談する場合は、今回の処方が承認適応内か適応外か、薬の用量、副作用、肥満症承認薬との違いを診察で確認してください。

どの薬を選ぶ?目的別の考え方

肥満症として承認された薬を検討したい

ウゴービまたはゼップバウンドが中心です。

保険適用は別途条件があるため、承認されていることと保険で使えることを分けてください。

注射より飲み薬を希望

リベルサスという選択肢がありますが、日本では2型糖尿病治療薬です。

自由診療で減量目的に使う場合は適応外使用の説明を確認します。

マンジャロが気になる

チルゼパチドの体重減少効果を示すデータはありますが、日本で肥満症治療薬として承認されている製品はゼップバウンドです。

同じ成分だから同じ制度・同じ適応とは考えません。

オゼンピックが気になる

同じセマグルチドなら、肥満症ではウゴービとの違いをまず確認します。

診察で聞く10項目

  1. 私は肥満症の診断に該当しますか
  2. 今回の薬は日本で何の病気に承認されていますか
  3. 今回の使用は承認適応内ですか、適応外ですか
  4. ウゴービ/ゼップバウンドという肥満症承認薬ではなく、この薬を選ぶ理由は何ですか
  5. 開始量と増量の予定はどうなりますか
  6. 吐き気などが強い場合、増量を延期できますか
  7. 何kg・何%の減量を目標にしますか
  8. 体重だけでなく筋肉量や食事をどう管理しますか
  9. 中止後の体重管理はどうしますか
  10. 1か月・3か月・6か月の総費用はいくらですか

よくある質問

マンジャロとゼップバウンドは同じ薬ですか?

有効成分はどちらもチルゼパチドですが、日本で承認された目的が異なります。マンジャロは2型糖尿病、ゼップバウンドは肥満症などに承認されています。

オゼンピックとウゴービは同じですか?

どちらもセマグルチドですが、製品・承認適応・用量設計が異なります。

一番痩せるのはゼップバウンドですか?

肥満症患者を対象とした直接比較試験では、平均体重減少はチルゼパチドがセマグルチドより大きい結果でした。ただし個人の効果・安全性を保証するものではありません。

リベルサスは注射より弱いですか?

単純に「弱い」とは言えません。製品の承認目的、用量、投与方法が違い、肥満症治療で使うウゴービやゼップバウンドと同条件の比較ではありません。

マンジャロを痩せるために使うのは違法ですか?

医師が診察のうえ適応外使用として処方するケースがあります。ただし、日本で肥満症治療として承認された使用とは異なるため、適応外であること、利益・リスク、代替となる承認薬の有無を確認してください。

保険でウゴービやゼップバウンドを使えますか?

条件を満たした肥満症患者で検討されますが、BMIだけでは決まりません。施設要件や生活習慣療法なども関係します。

GLP-1薬は美容目的でも安全ですか?

医薬品なので副作用があります。美容目的だからリスクが小さくなるわけではありません。適応、既往歴、併用薬を診察で確認してください。

まとめ|「どれが一番痩せる?」より、承認・適応・継続性で選ぶ

医療ダイエットで比較される薬は、同じGLP-1/GIP関連薬でも役割が異なります。

  • ウゴービ:肥満症に対するセマグルチド
  • ゼップバウンド:肥満症に対するチルゼパチド
  • マンジャロ:2型糖尿病に対するチルゼパチド
  • オゼンピック:2型糖尿病に対するセマグルチド
  • リベルサス:2型糖尿病に対する経口セマグルチド

医療ダイエットでは、平均減量率だけでなく、国内承認、適応、投与方法、副作用、費用、継続・中止後の計画まで確認して選んでください。

参考文献・公式確認資料

  1. PMDA. ウゴービ皮下注 医療用医薬品情報. 添付文書2026年6月19日版.
  2. PMDA. ゼップバウンド皮下注アテオス 医療用医薬品情報. 添付文書2026年9月15日版.
  3. PMDA. マンジャロ皮下注アテオス 医療用医薬品情報. 添付文書2026年9月15日版.
  4. PMDA. オゼンピック皮下注2mg 医療用医薬品情報. 添付文書2026年5月22日版.
  5. PMDA. リベルサス錠 医療用医薬品情報. 添付文書2026年5月22日版.
  6. SURMOUNT-5および日本の肥満症基準相当集団に関する2026年解析.
  7. STEP 1、SURMOUNT-4などセマグルチド・チルゼパチドの肥満症臨床試験.

医療情報確認日:2026年10月4日。薬剤の承認、効能、添付文書、保険条件、価格は変更される可能性があります。処方の可否・用量・切替・中止は、医師の診察で確認してください。

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