ED / MEN'S HEALTH

ED治療・オンライン診療ガイド

EDは性機能だけの問題ではなく、生活習慣病・心血管系・薬剤・心理的要因などが関係することがあります。2026年8月31日からはタダラフィル10mgの市販シアリスも全国発売され、相談先は「薬局」「オンライン診療」「対面診療」から選ぶ時代になりました。まず原因と安全性を確認してから治療法を選びましょう。

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EDは「勃起だけ」の問題ではない

EDは、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態が持続・再発するものです。原因は一つではなく、糖尿病、高血圧、脂質異常症、動脈硬化などの血管系要因、神経障害、ホルモン異常、薬剤、ストレスや不安などが関係することがあります。

日本泌尿器科学会のED診療ガイドラインでも、EDは局所だけの疾患ではなく、全身状態や服薬状況を含めて評価することが重要とされています。特に初めて症状が出た場合、急に悪化した場合、生活習慣病がある場合、陰茎の変形や痛みがある場合、性欲低下や全身症状を伴う場合は、薬だけを入手する前に原因の評価を考えてください。

対面診療を優先して相談したいケース

  • 胸痛・息切れなど心血管系の症状がある
  • 糖尿病・高血圧・心血管疾患などの持病が十分に評価されていない
  • 急にEDが始まった、または急速に悪化した
  • 陰茎の曲がり・硬結・痛みなどがある
  • 性欲低下、精巣の変化、強い倦怠感など性腺機能低下を疑う症状がある
  • ED治療薬を正しく使っても十分な効果がない、または副作用が強い

オンライン診療が不適切という意味ではありません。身体所見や検査が必要な場合には対面診療が適しています。

ED治療の第一選択はPDE5阻害薬

EDの薬物治療では、シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルなどのPDE5阻害薬が中心です。いずれも性的刺激があったときの勃起反応を助ける薬で、薬を飲むだけで自動的に勃起する薬や性欲を高める薬ではありません。

シルデナフィル

バイアグラと同じ有効成分。食事の影響を受けることがあるため、服用タイミングを確認。

バルデナフィル

国内でED治療に使われるPDE5阻害薬の一つ。併用薬や用量を確認。

タダラフィル

シアリスと同じ有効成分。作用時間が長いことが特徴。2026年には10mg製剤が要指導医薬品として市販化。

「一番強い薬」を一律に決めるのではなく、効き始めるまでの時間、作用時間、食事との関係、副作用、持病、併用薬、費用、使い方の希望を合わせて選びます。

2026年8月31日から市販シアリスが全国発売

2026年8月31日、タダラフィル10mgを含むED治療薬「シアリス®」が要指導医薬品として全国発売されました。処方箋は不要ですが、一般的な通販薬のように自由に購入できるわけではありません。購入希望者本人が薬剤師の確認と対面での服薬指導・情報提供を受け、使用可能と判断された場合に購入します。

市販シアリスは成人男性(18歳以上)が対象で、1回1錠を性行為の約1時間前に服用し、1日1錠を超えず、服用間隔は24時間以上あける製品です。医療用のタダラフィルと同じ有効成分でも、購入条件や用法を自己判断で変更しないでください。

薬局の市販シアリス

処方箋は不要。薬剤師の対面確認が必要。現在の市販品はタダラフィル10mg。

オンライン診療

医師の診察を受け、症状・服薬・持病を確認したうえで処方を相談。複数の治療薬を扱うサービスもある。

対面診療

身体所見や検査が必要な場合、原因疾患を評価したい場合、薬が効かない場合に相談しやすい。

市販薬・オンライン診療・対面診療のいずれでも、硝酸薬などの禁忌薬や持病の確認は必要です。

ED治療薬で最優先に確認したい禁忌・副作用

PDE5阻害薬で最も重要なのは、現在使用している薬と心血管系の状態を正確に伝えることです。特に硝酸薬・一酸化窒素(NO)供与薬との併用は、過度な血圧低下につながるため禁忌です。肺高血圧症治療薬のリオシグアトも併用できません。

  • ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、ニコランジルなどの硝酸薬・NO供与薬を使用している
  • リオシグアトを使用している
  • 心血管疾患があり、性行為そのものの安全性評価が必要
  • α遮断薬や一部の抗真菌薬・抗菌薬など、相互作用に注意が必要な薬を使用している
  • 自己判断で他人の処方薬や個人輸入薬を使用しようとしている

よくみられる副作用

頭痛、ほてり・潮紅、鼻づまり、消化不良、めまいなどが起こることがあります。薬剤ごとに特徴が異なります。

すぐ医療機関へ相談したい症状

  • 勃起が4時間以上続く
  • 突然の視力低下・視覚異常が強く出た
  • 突然の聴力低下など明らかな異常が出た
  • 胸痛・失神・強い呼吸困難などがある

禁忌・用量・相互作用は薬剤ごとの添付文書で異なります。ここだけで自己判断せず、医師または薬剤師へ服薬中の薬をすべて伝えてください。

オンライン診療で確認したいこと

  • 症状がいつから、どの程度続いているかを確認している
  • 硝酸薬を含む常用薬・サプリメントまで確認している
  • 糖尿病・高血圧・心血管疾患などの既往歴を確認している
  • 処方する薬の商品名・有効成分・国内承認の有無を説明している
  • 国内未承認薬を扱う場合は、その位置づけ・入手経路・救済制度について説明している
  • 副作用時に再診や対面受診へ切り替える方法が明確
  • 薬代だけでなく診察料・送料・定期配送・解約条件を確認できる

オンライン診療はプライバシーや通院負担の面で便利ですが、身体診察やその場での血液検査には限界があります。「オンラインだから安全性確認が少なくてよい」という意味ではありません。

ED治療の費用と保険適用

一般的なED治療は自由診療で行われることが多く、診察料、薬代、送料などは自己負担です。ただし「ED治療薬はすべて必ず保険適用外」と言い切るのは正確ではありません。

バイアグラとシアリスは、勃起不全による男性不妊の治療を目的として、一般不妊治療のタイミング法で使用する場合など、定められた要件をすべて満たすと保険給付の対象になる例外があります。通常のED治療や美容・性機能目的の処方とは分けて考えてください。

自由診療の比較で見る費用

  • 1錠あたりの薬代と規格
  • 国内承認薬か、国内未承認薬か
  • 診察料・再診料
  • 送料・当日配送の追加料金
  • まとめ買い・定期配送の条件
  • 処方なしの場合の診察料
  • 副作用や効かなかった場合の再診費用

本ページは、公開情報をもとに各クリニック・サービスの料金、診療形態、対応エリア、治療内容、リスク説明、公式情報確認日、広告提携状況などを整理した比較ページです。 掲載順は治療効果・安全性・医師の技術力・満足度の優劣を示すものではなく、医師が特定のクリニック・商品・サービスを推奨するものでもありません。 最新の料金・診療内容・キャンペーンは必ず各公式サイトをご確認ください。

掲載基準・比較方針医療情報の確認体制

現在掲載しているEDオンライン診療サービスを比較しています。掲載順や提携の有無は、治療効果・安全性・医療技術の優劣を示すものではありません。薬剤・料金・配送条件は変更されるため、各詳細ページと公式情報で確認してください。

FAQ

よくある質問

Q.EDとはどのような状態ですか?
十分な勃起が得られない、または性行為に必要な勃起を維持できない状態が持続・再発するものです。中折れや硬さ不足も含まれます。原因は血管系、神経、ホルモン、薬剤、心理的要因など複数あります。
Q.市販シアリスは処方箋なしで買えますか?
2026年8月31日から、タダラフィル10mgのシアリス®が要指導医薬品として全国発売されています。処方箋は不要ですが、購入本人が薬剤師による対面確認と服薬指導を受け、使用可能と判断される必要があります。
Q.EDはオンライン診療だけで治療できますか?
オンライン診療で医師に相談し、治療薬の処方を受けられる場合があります。一方、原因疾患の評価、身体所見、血液検査などが必要な場合は対面診療が適します。症状や持病によって使い分けてください。
Q.硝酸薬を使っている場合もED治療薬を使えますか?
使えません。ニトログリセリンなどの硝酸薬・NO供与薬とPDE5阻害薬の併用は、過度な血圧低下につながるため禁忌です。リオシグアトも併用できません。
Q.ED治療はすべて保険適用外ですか?
通常のED治療は自由診療が中心です。ただし、バイアグラやシアリスを勃起不全による男性不妊のタイミング法で使用し、定められた要件を満たす場合には保険給付の対象となる例外があります。
Q.シルデナフィルとタダラフィルはどちらがよいですか?
一律にどちらが優れているとは言えません。作用時間、食事の影響、使いたいタイミング、副作用、持病、併用薬などが異なるため、医師または薬剤師と相談して選びます。
Q.勃起が4時間以上続いたらどうしますか?
持続勃起症の可能性があり、緊急対応が必要です。自然に治るのを待たず、速やかに医療機関を受診してください。
Q.個人輸入のED治療薬を使ってもよいですか?
成分量や品質、偽造品、禁忌薬との併用などを自己判断できないため推奨しません。国内の医療機関での処方、または承認された市販薬を薬剤師の確認のもとで使用してください。

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