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EDの初診では、「いつから・どんな場面で・何に困っているか」と、持病・服薬・健診結果を伝えることが出発点になります。泌尿器科などで相談でき、必要に応じて診察や検査を組み合わせます。受診前に自分で原因を確定したり、試しに薬を飲んで結果を示したりする必要はありません。
「薬は欲しいけれど、診察で何を聞かれるのか不安」「陰部を診せるのか、採血があるのか知りたい」「オンラインでよいか迷っている」という人に向けて、初診の準備から結果の受け取り方まで整理します。薬剤の優劣や価格を比較する前に、相談の目的をはっきりさせるためのガイドです。
治療全体や薬局・オンライン診療の選択肢はED治療・オンライン診療ガイド、成分ごとの特徴はシルデナフィルとタダラフィルの比較で確認できます。
まず確認|通常の初診を待たずに受診したい症状
今まさに強い胸痛、強い息苦しさ、失神などがある場合は、EDの通常予約を待たず119などで救急対応を求めてください。 性行為中や運動中に出た症状も同様です。ED治療薬を使った場合は、薬の名前・量・服用時刻を医療者に伝えます。
勃起が4時間以上続く場合や、ED治療薬の服用後に突然視力・聴力が低下した場合も、速やかな医療機関への相談が必要です。勃起の持続では、痛みが乏しいから大丈夫と判断せず、自然に治るのを待ち続けないでください。NIDDKの治療・緊急受診の案内でも、これらの症状への早急な対応が示されています。
胸痛のときに使うニトログリセリンなどを持っている人は、その事実をEDの診察で必ず伝えます。ED治療薬の一種であるPDE5阻害薬の服用後に胸痛が出ても、自己判断でニトログリセリンを併用せず、救急要請時に両方の薬の情報を伝えてください。硝酸薬・NO供与薬との併用には、過度の血圧低下の危険があります。リオシグアトも併用禁忌です。シアリスの国内電子添文
以下は、こうした緊急症状がない場合の初診準備についての説明です。
EDは何科に相談する?受診の目的から決める
勃起の問題を継続して相談したい場合、泌尿器科や性機能を扱う外来が候補になります。糖尿病や高血圧などで通院中なら、かかりつけ医に症状を伝え、必要に応じて泌尿器科につないでもらう方法もあります。NIDDKは、泌尿器科医などによる病歴の確認、身体診察、検査を診断の要素として説明しています。診断の案内
予約先に迷うときは、次のように目的を言葉にすると、対応範囲を確認しやすくなります。
| 今回相談したいこと | 予約前の伝え方の例 |
|---|---|
| 初めて症状が出て原因も気になる | 「EDの初診と、必要な検査を相談したいです」 |
| 持病や薬との関係が心配 | 「現在の治療と合わせて、勃起の変化を相談したいです」 |
| 痛み・曲がり・しこりも気になる | 「勃起だけでなく、陰茎の症状も診察してほしいです」 |
| すでに治療しているが改善しない | 「使用した薬と反応を見直し、追加評価が必要か相談したいです」 |
| 性欲や射精の困りごとが中心 | 「勃起以外の性機能についても相談できますか」 |
大きな病院を希望する場合は、紹介状が必要か、予約方法、受診できる曜日も確認します。検索で見つけた「ED外来」という名称だけで、採血や専門的な血流検査まで当日に受けられると決めない方がよいでしょう。
一度うまくいかなかっただけでも相談してよい?
疲労、緊張、飲酒などに伴って、一時的に勃起しにくいことはあります。一度の出来事だけで慢性的なEDと決めつける必要はありません。一方、何度も繰り返す、以前との変化が続く、本人が強く困っている場合は相談のきっかけになります。NHSのEDの案内
パートナーがいない、最近性行為の機会がない場合も、その状況をそのまま伝えます。診察に備えて無理に性行為を試したり、毎朝勃起の有無を細かく監視したりする必要はありません。
また、急に始まったから必ず心因性、年齢が高いから必ず血管性というように、経過や年齢だけで原因を決めないでください。診察では、複数の情報を合わせて考えます。
最初に分けるのは「勃起・性欲・射精」のどこが変わったか
「性機能が落ちた」という表現だけでは、医師が困りごとを把握しにくい場合があります。受診前には、次のうち何が近いかを自分の言葉で整理してみましょう。
- 勃起を始めにくい、硬さが足りない
- 勃起はするが、途中で維持しにくい
- 性的な関心や欲求そのものが減った
- 射精しにくい、早すぎると感じる、射精時に痛い
- 痛みや曲がりなどのために性行為が難しい
- いくつかが重なっていて、自分でも分けにくい
妊活が目的の場合は、その希望も最初に共有します。勃起、射精、精液所見は関係していても同じ問題ではないため、必要な相談先や評価を医師と考えます。
初診前に用意するもの|薬の情報と健診結果が役立つ
受診先の案内を確認したうえで、次のものを用意すると、当日に思い出しながら説明する負担を減らせます。
| 用意するもの | 確認したい中身 |
|---|---|
| お薬手帳・処方内容の写真 | 他院の薬、必要時だけ使う薬、貼り薬も含める |
| 市販薬・サプリメントの情報 | 製品名、成分が読める包装や写真 |
| 最近の健診・採血結果 | 検査日、数値、再検査や治療を勧められた項目 |
| 過去のED治療の情報 | 薬の名前・規格、使用した時期、反応、副作用 |
| 症状の簡単なメモ | 始まった時期、場面による違い、困っていること |
| 本人確認・支払いに必要なもの | 医療機関が案内する書類や決済手段 |
薬は「血圧の薬」「AGAの薬」だけでなく、名前と規格を確認してください。薬剤名が読みにくければ、包装やお薬手帳を見せる方法があります。記憶が曖昧なまま「薬は飲んでいない」と回答しないことが大切です。
健診結果は「異常なしと書いてあった」という記憶だけより、検査日と数値が分かる紙や画面の方が情報を共有しやすくなります。ただし、資料がないために受診を先延ばしにする必要はありません。分かるものだけ持参し、不明な点は不明と伝えましょう。
受診先を変える場合は、以前の処方記録や検査結果をどう共有できるか、元の医療機関にも確認できます。紹介状の要否や発行費用は、各医療機関の案内に従ってください。
問診では何を聞かれる?短く答えるための整理
病歴と性機能の経過は、EDの評価の中心です。NIDDKが案内するように、身体だけでなく心理面や服薬情報も確認します。質問は本人の性行動を評価・批判するためではなく、困りごとの理解と安全確認のために行われます。
まずは次の順序で、分かる範囲をまとめておくと話し始めやすくなります。
- 時期:いつ頃から気になるか。急に変わったか、徐々に変わったか。
- 困りごと:硬さ、維持、性欲、射精、痛みのどれか。
- 場面:毎回なのか、特定の状況で多いのか。
- 健康の変化:薬の開始・変更、持病、手術、体調など。
- 希望:原因を知りたい、治療を相談したい、まず説明を聞きたいなど。
例えば、「ここ2か月ほど、性欲はありますが途中で維持しにくいです。新しい薬はありません。健診で血糖について指摘されており、原因の確認と治療を相談したいです」と伝えられます。これは説明の例で、この経過から特定の診断が決まるという意味ではありません。
正確な日付を覚えていなければ、「春頃」「転職した後」「この薬が増えてからしばらくして」などの区切りでも構いません。薬との時間的な前後関係は重要な情報ですが、それだけで副作用と確定するわけではありません。
話しにくいことは、あらかじめ問診票やメモに書いて渡す方法があります。受付で詳しく説明することに抵抗がある場合は、「診察室で医師に直接伝えたい内容があります」と伝えてみてください。
朝立ちや自慰の状態だけで原因を判定しない
朝の勃起、自慰時の状態、パートナーとの場面による違いは、診察で聞かれることがあります。ただし、「朝立ちがあるなら身体に問題はない」「朝立ちがないなら血管の病気」と自己診断するための質問ではありません。
EAUのガイドラインは、性的刺激や朝の勃起の硬さ・持続、性欲などを合わせて聞き取り、EDの原因は混合していることが多いと説明しています。EAU:EDの診断・治療
「気持ちの問題だと言われたら嫌だ」という不安も、診察で話して構いません。心理的な要因が関わることは、症状が実在しないという意味ではありません。身体と心理を分けてどちらかだけを責めるのではなく、必要な評価と支援を相談します。
身体診察では陰部を診せる?先に説明を聞いてよい
対面診療では、血圧や体格の確認に加え、症状に応じて陰茎・精巣などの診察を行うことがあります。NHSの患者向け案内も、病歴や生活習慣の質問、基本的な健康確認、必要に応じた陰部の診察を説明しています。
診察の順番や内容は施設によって異なります。「絶対に陰部を診せなくてよい」とも、「全員が最初から詳しい検査を受ける」とも決めつけない方がよいでしょう。痛み、曲がり、しこりなどを相談したい場合は、予約時からその点を共有してください。
不安があれば、診察前に「どの部位を、何のために確認しますか」「痛みはありますか」と質問できます。説明を聞いてから受けたいことや、付き添い・スタッフ同席の希望がある場合も相談してください。対応可能な方法は施設により異なります。
診察を受けるために、自己判断で剃毛したり、特別な洗浄剤を使ったりする必要はありません。事前準備が必要か迷う場合は、予約先へ確認しましょう。陰部の写真を求められた場合も、目的と提出方法を確認し、医療機関が指定する適切な経路で扱ってください。
血液検査では何を見る?原因を一つに決める検査ではない
EDの評価では、血糖・HbA1c、脂質、テストステロンなどの確認が検討されます。EAUガイドラインは、代謝・ホルモンの評価を基本的な診療の一部に位置づけています。最近の検査結果、症状、既往歴を踏まえて、どの項目を追加するか相談します。
| 評価の目的 | 項目の例 |
|---|---|
| 糖代謝の状態を確認する | 血糖、HbA1c |
| 血管リスクに関係する状態を確認する | 脂質など |
| 男性ホルモンの状態を確認する | テストステロン |
| 特定の症状や所見を詳しく調べる | 医師が必要と判断した追加項目 |
検査で異常が見つかっても、それだけでEDの原因のすべてが説明できるとは限りません。逆に、一般的な採血で明らかな異常がなくても、本人が困っている勃起の問題が否定されるわけではありません。
受診前に聞いておきたいのは、「当日採血を予定しているか」「食事や受診時刻に指定があるか」「結果はいつ、どの方法で説明されるか」です。検査項目によって条件が違うため、自己判断で絶食したり、常用薬を中止したりせず、予約先の指示を確認してください。
テストステロンが低ければ、すぐ補充するの?
テストステロンは採血条件などで変動するため、一度の結果だけで判断しないことがあります。Endocrine Societyのガイドラインは、対応する症状と一貫して低い値を合わせて判断し、早朝・空腹時の再検で確認する考え方を示しています。テストステロン治療ガイドラインの要点
ここで確認したいのは、「低いか高いか」だけではなく、採血した時刻、検査法や基準値、再検の必要性、その結果が今の症状とどう関係するかです。海外の数値やウェブ上の基準を、自分の検査結果へそのまま当てはめないでください。
男性ホルモン補充は、EDがある人全員に行う治療ではありません。妊活中・将来の妊娠を希望する場合は、その希望を治療前に必ず伝えます。同ガイドラインは、近い将来の妊孕性を希望する男性へのテストステロン治療を勧めていません。
もし治療を提案されたら、「どの症状と検査結果を根拠にしていますか」「治療後に何を確認しますか」「妊活への影響はどう考えますか」と聞けます。検査値を上げることだけを目的にせず、改善したい症状と必要な管理を確認しましょう。
超音波や注射の検査は全員に必要?
陰茎の血流を調べる超音波検査、薬剤を注射して反応を見る検査、夜間の勃起を評価する検査などがありますが、初診で全員が一通り受けるものではありません。EAUでは、専門的な検査を必要な状況に応じて追加する考え方が示されています。
予約先がこうした検査を行っていないことだけで、診療が不十分と決まるわけではありません。最初の診察から必要性を判断し、実施できる施設へ紹介する方法もあります。一方、特定の検査を希望して受診する場合は、その施設で扱っているか確認してください。
検査を提案されたら、次の4点を聞くと、受ける目的を理解しやすくなります。
- 何を確かめるための検査か。
- 結果によって治療方針がどう変わるか。
- 負担・リスク・費用はどの程度か。
- 別の方法や、段階を踏んで判断する余地はあるか。
持病・健診異常がある人は、EDの診察でも共有する
EDは、血管、神経、ホルモン、薬剤、心理的な状態など、多くの要因と関係します。NIDDKは、糖尿病、心血管系の病気、ホルモンの異常、骨盤内手術後などを原因に関わる状態として挙げています。症状・原因の案内
ただし、EDがある人全員に重い心臓病があるという意味ではありません。不安を強めるために検査を増やすのではなく、既往歴、症状、診察、検査結果から必要な評価を考えます。
かかりつけ医とEDの診療先が別の場合は、「今回の処方をかかりつけ医にどう伝えるか」「新しい薬が追加されたとき、どこへ確認するか」も決めておくと実用的です。特に胸痛時の薬など、普段は使わない薬も共有してください。
AGA治療薬・精神科の薬などを使っている場合
服薬開始後に性機能の変化を感じたら、その時期を医師に伝えます。ただし、服用中の薬だけに原因を限定せず、体調や生活状況なども含めて確認します。
NIDDKの治療案内は、他の病気の薬が関与する可能性がある場合に医療者が処方を見直すことと、患者が自己判断で薬をやめないことを説明しています。EDの相談前に薬を抜いて「原因かどうか試す」必要はありません。
フィナステリドやデュタステリドについては、AGA治療薬とED・性欲低下の関係で詳しく解説しています。新しい診療先には、AGAを含む他院の治療薬も伝えてください。
オンライン初診を選ぶ場合に確認したいこと
オンライン診療では、移動の負担を減らして医師に相談できる一方、触診やその場での採血はできません。厚生労働省は、オンライン診療で得られる情報には限界があり、医師が不適切と判断した場合は対面診療へ切り替えることを説明しています。患者向けオンライン診療の案内
予約前には、次の点を確認してください。
- 原因や検査も相談したいことを問診に書けるか。
- 対面診察が必要と判断されたとき、受診先をどう探すか。
- 検査結果やお薬手帳をどの方法で共有するか。
- 処方されなかった場合の費用はどうなるか。
- 診察後の質問や副作用の連絡先はどこか。
オンラインで予約できることと、必ず処方されることは同じではありません。初診で対面受診を勧められた場合は、何を確認する必要があるのかを聞き、次の診療につなげましょう。
相談時は、声が周囲に聞こえにくい場所、安定した通信、本人確認に必要なものを準備します。チャットの問診を入力しただけで診察が終わるとは考えず、診療方法と当日の手順を医療機関の案内で確認してください。
市販薬を使ったことも診察で伝える
日本では、要指導医薬品のシアリスについて、購入者本人がチェックシートを提示し、薬剤師の確認と服薬指導を受ける案内が公開されています。エスエス製薬の購入・確認手順
すでに市販薬を使った場合は、名前、規格、飲んだ量、時刻、反応、副作用を診察で伝えます。「処方薬ではないから薬歴に書かなくてよい」と省略しないでください。医療機関の処方と成分が重なる可能性もあるため、自己判断で追加・併用しないことが大切です。
市販薬で改善したとしても、気になる持病や健診異常がなくなるわけではありません。反対に、うまくいかなかった場合も、それだけで治療の選択肢がなくなるわけではありません。使用条件と背景の確認につなげます。
個人輸入品や名前の分からない製品を使った場合も、隠さず包装や購入記録など分かる情報を伝えてください。初診前に新しい薬を試すことが、診断のための必須条件ではありません。
費用は「診察・検査・薬」を分けて確認する
初診の費用を確認するときは、薬の1錠価格だけでなく、今回希望する相談と検査に何が含まれるかを聞きましょう。医療機関に問い合わせるための整理として、次の表を使えます。
| 項目 | 確認する質問 |
|---|---|
| 初診 | 「相談のみでも費用は発生しますか」 |
| 検査 | 「どの項目を予定し、料金はいくらですか」 |
| 結果説明 | 「別の診察料や来院が必要ですか」 |
| 薬 | 「成分・規格・数量と合計金額を確認できますか」 |
| オンライン利用 | 「送料などを含む支払総額はいくらですか」 |
| 次の診療 | 「再診、追加検査、他院紹介では費用がどう変わりますか」 |
通常のED治療は自由診療が中心ですが、勃起不全による男性不妊に対する治療など、定められた条件のもとで保険給付の対象となる場合があります。シアリスの電子添文にも保険給付上の条件が記載されています。EDの相談に来たという理由だけで、診察・検査・薬のすべてに保険が使えるとは限りません。
持病の評価や不妊治療も合わせて相談する場合は、どの診療にどの扱いが適用されるか、医療機関で確認してください。本記事の費用表は料金相場を示すものではなく、確認項目を整理するためのものです。
そのまま使える受診前メモ
下の項目をスマートフォンのメモなどに写し、分かるところだけ記入してください。医療機関の正式な問診票や診断スコアを代用するものではありません。 自分の言葉で伝えるための補助です。
- 今日いちばん相談したいこと:
- 気になり始めた時期:
- 困っている内容(勃起・維持・性欲・射精・痛みなど):
- 起こりやすい場面、起こりにくい場面:
- 以前との違い:
- 治療中の病気、過去の手術:
- 常用薬、必要時の薬、市販薬、サプリメント:
- 健診で指摘されたこと、検査日:
- これまで使ったED治療薬と反応:
- 妊活など、治療で配慮してほしい予定:
- 検査や診察について不安なこと:
- 費用や再診で確認したいこと:
全部を細かく埋める必要はありません。最初は「今日相談したいこと」と「薬の情報」から用意すれば、診察中に足りない点を確認できます。
正式な質問票を渡された場合は、質問が指定する期間と状況に沿って回答してください。IIEFやSHIMなどの質問票は、性機能の状態を整理するために使われますが、点数だけで薬の安全性や原因が決まるわけではありません。性行為の機会がないなど答えにくい事情は、医師に補足して構いません。
診察が終わる前に確認する5つのこと
初診で大切なのは、薬を受け取ったかどうかだけではありません。次に何をするかが分かる状態で帰ることを目標にしましょう。
- 現時点の見立て:分かったことと、まだ確認が必要なこと。
- 検査の予定:項目、受ける条件、結果説明の方法。
- 治療の指示:薬の使い方、併用の注意、生活面での対応。
- 連絡の目安:どの症状ならすぐ連絡するか。
- 再診の予定:いつ、何を記録して相談するか。
分からなかった点は、「帰宅してから迷いそうなので確認したいです」と聞いて構いません。薬の説明は、商品名だけでなく成分名・規格も控えます。別の医療機関や薬局で相談するときにも役立ちます。
受診後のメモには、診断名を自分で補って書くより、医師から説明された内容をそのまま残します。「糖代謝の確認が必要」「薬の使用条件をそろえて再評価」など、次の行動が分かる形にしてください。
初診後は、薬・生活習慣・追加評価をどうつなぐ?
治療を始める場合、薬の使用方法を理解しながら、必要な生活面の対応や持病の管理も相談します。NIDDKの治療案内は、原因への対応、生活習慣の見直し、カウンセリング、薬物治療などを、個々の状況に応じて検討する説明になっています。
薬の違いが気になる場合は、ED治療薬の比較と安全な使い方へ進んでください。受診前に候補を知るためにも使えますが、自分で用量を決める資料ではありません。
運動や体重管理については、EDと有酸素運動・減量・生活習慣で研究と実践上の注意を整理しています。生活習慣が関係すると言われても、「努力が足りない」と受け取る必要はありません。今の生活で続けられる変更と、医療的な治療を合わせて考えます。
タダラフィルの毎日服用について調べている場合は、毎日服用と頓用を比較した研究の解説をご覧ください。海外の研究結果と、日本の承認用法・自分への処方指示は区別し、自己判断で頻度を変更しないでください。
薬がうまく効かない、使いにくい、副作用がつらい場合も、再診で伝える内容です。別の薬を重ねたり、量を増やしたりする前に、使用状況と困った点を処方医へ共有しましょう。
3つの相談例|診断を決めつけず、目的を伝える
以下は受診時の伝え方を示す架空の例です。年齢・状況から原因や処方が決まるものではありません。
例1:特定の場面で緊張してしまう
「一人のときには気にならないこともありますが、パートナーとの場面では途中で維持しにくいです。次も失敗するのではと不安です。身体の確認が必要かも含めて相談したいです。」
場面による違いと本人の苦痛を同時に共有できます。「心因性だと思うので検査はいりません」と決めてから受診する必要はありません。薬だけでなく、不安を扱う支援について聞くこともできます。
例2:健診で異常を指摘され、勃起も変化した
「ここ半年ほど硬さが気になっています。健診で血糖と脂質を指摘されましたが、まだ相談できていません。EDの治療と合わせて、どの受診や検査が必要か知りたいです。」
健診結果を持参すると、診療先が次の評価を考える材料になります。ED薬の処方を希望していても、持病の確認を並行して相談できます。必要に応じて、かかりつけ医や他科との情報共有方法も聞きましょう。
例3:薬を使ったが、十分な反応がなかった
「この成分・規格を指示どおり使いましたが、維持しにくさが残っています。食事と服用の時刻はこのメモにあります。副作用はこうでした。使い方の見直しと、追加検査が必要かを相談したいです。」
結果だけでなく条件を残しておくと、次の相談が具体的になります。ただし、効果を確かめるために無理をしたり、処方指示を超えて試したりしないでください。どのくらいの期間・回数で再評価するかも医師と決めます。
相談先を探すときは、初診後の流れまで確認する
受診先を比較するときは、予約しやすさに加えて、「検査が必要になった場合」「薬が合わなかった場合」「持病の評価が必要になった場合」の流れを確認すると、自分の相談目的に合っているかを考えやすくなります。
オンラインの相談先として、レバクリはED診療を案内しています。公式のED診療案内で、診療内容、扱う薬、費用、受診後の相談方法を確認してください。個別の診察・検査・処方が可能かは、本人の状態と医師の判断によります。
他の診療先や薬局を含めた選択肢は、ED治療・オンライン診療ガイドでも確認できます。対面診察や検査を希望する場合は、その希望を予約前に伝えてください。
よくある質問
初診で必ず採血しますか?
全員が同じ検査を同じ日に受けるわけではありません。症状、持病、最近の検査結果、受診先の体制から判断します。当日採血を希望する場合は、実施可否と食事・時間の指定を予約先へ確認してください。
診察室でうまく話せる自信がありません
短いメモを持参して構いません。「いつから」「何が困る」「使っている薬」「今日聞きたいこと」の4点から始められます。分からない項目は分からないと伝えてください。
パートナーと一緒に受診する必要がありますか?
必須と決めつける必要はありません。本人の希望や相談内容に応じて考え、同席を希望する場合は受診先に確認します。一人で先に話したい内容があれば、その希望も伝えられます。
朝立ちがあれば受診しなくてもよいですか?
朝の勃起だけで判断しません。ほかの場面で困りごとが続く場合は、その状況を伝えて相談できます。朝立ちを確認できていないことも、受診を妨げる理由にはなりません。
検査結果が正常なら治療はできませんか?
一般的な採血で異常がないことと、勃起の困りごとがないことは同じではありません。問診、診察、検査結果、本人の希望を合わせて、次の評価や治療を相談します。
AGAの薬を先に休んで受診した方がよいですか?
自己判断で変更せず、現在の薬の名前と症状の経過を持って相談してください。休薬や変更が必要かは、AGAの治療も含めて処方医と判断します。
薬を処方してもらわず、相談だけでもよいですか?
まず説明を聞きたいという希望を伝えてください。相談のみの対応や費用は施設により異なるため、予約前に確認すると安心です。診察を受けることと、処方を受けることは分けて考えられます。
若いので、検査は必要ないでしょうか?
年齢だけで判断しません。症状、既往歴、服薬、身体所見などから必要性を考えます。自分で身体的原因や心理的原因のどちらかに決めず、困っている状況を共有してください。
参考文献・確認資料
以下は2026年9月12日に確認した資料です。本記事は診療の準備を助ける一般情報で、個別の診断や処方の代わりにはなりません。海外資料の説明を、日本での検査・処方・保険給付の条件と同一視しないでください。
- NIDDK. Diagnosis of Erectile Dysfunction. 問診・身体診察・検査の患者向け案内。
- NIDDK. Symptoms & Causes of Erectile Dysfunction. 症状と関連する健康状態の案内。
- NIDDK. Treatment for Erectile Dysfunction. 治療・薬の見直し・緊急受診の案内。
- NHS. Erectile dysfunction (impotence). 受診の目安と診察の概要。
- European Association of Urology. Sexual and Reproductive Health: Management of Erectile Dysfunction. 基本評価・質問票・追加検査の位置づけ。
- Endocrine Society. Testosterone Therapy for Hypogonadism Guideline Resources. 症状と再検による確認、治療前の妊孕性への配慮。
- PMDA. シアリス錠5mg/10mg/20mg 電子添文. 禁忌・安全性・保険給付上の注意。
- 厚生労働省. オンライン診療について:国民・患者の皆様へ. オンライン診療の限界、対面への切替、受診準備。
- エスエス製薬. シアリスのチェックシート. 市販品の購入時の確認・服薬指導。
- レバクリ. EDのオンライン診療の公式案内. 診療内容の確認先。